小学生時代に憧れのオタク象を持ってしまった人が高校2年生になって後悔しているという話

⚠︎こちら2021/12月頃に書いたものです。フルでもなく途中までしか書いていませんが、記録のため残します。共感してくれる人が少しはいたらいいな。⚠︎

長ったるい題名を読んでくださりありがとうございます。これ、私のことです。

前回書いた初めてのブログをパーッと呼んでいただければある程度のオタク遍歴はわかっていただけると思いますが、簡潔に説明致しますと『身内の影響で小学生のときからジャニヲタをしている私が後悔している』という話です。(題名とほぼ変わらない)

今回のブログはかなり長編になってしまうと思われますので、お時間がある時に拝読お願い致します。あくまでも私は今現在自担を好きであることを後悔している訳ではなく、小学生時代に理想のオタク像を作り上げてしまいそれになるべく生きてしまっている今を後悔しています。

長編になってしまうので6個のブロックに分けて話していきます。それぞれを出来るだけ簡潔にできるように頑張りますね。

①そもそも私の持っている理想のオタク像とは

②なぜ理想を持ったのか

③理想のオタク像を持ったまま生きた中学〜高校入試での後悔

④オタクをやめようと思った高1前期

⑤オタクとして駆けた〜高校2年冬の後悔

⑥今後悔していることを細かく

①私の持っている理想のオタク像

・良席ガッツ

・遠征を気軽にできる(いわゆるフッ軽)

・週末にはSNSで会ったオタ友とオタ活

・学生でもバイトを頑張ってオタク資金を獲得する

・プリクラがかわいい

・ブランドのバックがかわいい

②なぜ理想を持ったのか

・オタクである従姉妹がmixiやTwitterで仲良くなった子と遠征をしたり、リア友レベルで仲良くなったのを知っていた。

・小6でオタ垢を作る。初めて見るジャニオタのツイートや投稿を見て『かわいい』『すごい』『羨ましい』と思う

・InstagramやTwitter上で『番手』『相場』『良席ガッツ』『多ステ』『多名義』などといったジャニオタ言葉を完全認識する。(糧も含まれるがこれは気にしてみたことがない)

③小学生〜中学生時代

まず初めにCDを全形態買いたいという意欲が芽生えたが、バイトが出来るわけではなくお金はない。少ない小遣いをせかせか貯めた。更に家族(主に父親)が『同じCDを何枚も要らない』という思考であったため1形態しか買って貰えず、ほかの形態は親に内緒でCDショップで予約をしていた。通常盤はレンタル出来るしと思い妥協した。お友達と遊ぶ時際に見に行かないのに『映画を見に行く』と言って1000円を貰いそれを貯金箱へ。そうすると何とか少ない財力でも形態を揃えることが出来た。しかし10周年のベストアルバムは通常盤についてくるシリアルコードでストリーミングラジオを聞くことができ、どうしてもそれが聞きたかったので買わざるを得なかった。つまり全形態だ。この時私は(今のところ)人生で1番後悔してることをしてしまう。それは親が自分の将来のために使わせずに手元に取っていたお年玉からお金を抜き取ることだ。私の家は大学の資金に当てるためお年玉が自分の懐に入ることは有り得なかったが、たまたまクローゼットを掃除している時に見つけてしまい、1万円札を抜き取ってしまった。『将来的に私の元にくるお金だし』と思っていても罪悪感が大きかった。しかし私は『JUMP担なんだから聞かないといけない』という謎の使命感の元で生きていたので、そのお金を使ってしまった。その後も金額は違えど何度か同じことをしてしまった。WhiteLoveまで複数形態買いを内緒でしていたが、ある日バレてしまった。理由は忘れたが母親に『なんで同じ名前のCDがいくつもあるの？馬鹿じゃないの？』と言われビンタされた。お年玉を勝手に使ったことを自分の口から言うことは無かったが、当時の私があれほどの大金を持っていた可能性はゼロなのでバレていたと思う。WhiteLoveで今までの行いがバレたことで、私は今までおばあちゃんに買ってもらったり両親に買ってもらっていたCDやDVDを全て売りに出された。それ以降、高校1年生まで私はJUMPのCDを買っていない。ごめんなさいHey! Say! JUMP……

次に現場について。2014年から地元であるマリンメッセ福岡公演に参戦。従姉妹に誘ってもらったりなどをして昼夜どちらも行けることもあった。2015年のカウントダウン公演に未成年ながら母親と一緒に入る。ここで母親がJUMPを少し好きになった。2016年に倍率が爆上がりして福岡公演が当たらなかったので初の遠征。その年の４月に親の転勤で大阪に引っ越してしまったJUMPファンの同級生の家に泊めてもらい一緒に入る。16-17の東京ドームも行く。この時のドーム公演の席が本当に悪くて、ドームなら前に行きたい近くで会いたいという気持ちを持つが何せ金がないため『願望』だけで終わる。2017年のアリーナツアーは無事行くことが出来たが、ドームツアーの日程が定期テストと被るなどして行けなくなる。当選はしていたので行きたいと思い号泣するも親が許してくれず断念。普通に考えたら定期テストの日に休もうなんて思わないのに謎の使命感(2回目)から行かなくちゃと思ってしまう。良席ガッツのお姉様が『私の知らない○○くんがいるのが嫌』というように、ガキの私も『私の知らないツアーやコンサートがあるのは嫌』だと思ってしまっていた。世の中にはJUMPが大好きでも行けない人が山ほどいるのに……

2018年の体育館ツアーとやら言われていたアリーナツアーも和歌山公演が当たり行けることに、が、台風で消える。大阪駅で泣いた。あとなんで前日じゃなかったんだろうって申し込み時の自分の思考回路を恨んだ。その年はずっとこの台風を引きずってるし、なんならドームツアーでアリーナ最前を引いたのにも関わらず『アリーナツアー(；＿；)』となっていた。この席運がドームじゃなくてアリーナならなと思っていた。理由は他でもなく近いから。2019年は受験生だったので夏のツアーしかいけねーなと思ってたらまさかのアリツア中止メールが来て泣いた。でもそこそこに勉強を頑張っていたのでワクワク学校が当選。受験期で少し冷めていたのにワクワクで熱が再発して結局ドームも申し込んで行っていた。

こんな感じ。とりあえず謎の使命感(3回目)に頭を支配されてJUMP中心の生活をしてしまったなと思う。2018年の和歌山公演は部活の新人戦の日程と被っててわざわざ休んでまで行っていたのに新大阪駅で中止メールが届いて腰抜けた。新人戦、休まなくてよかったやん……新人戦を休むって本当に頭おかしいヤツやぞ？顧問にもその用事ずらせないのかって何回も聞かれたしチームメイトにも『え、○○むりなの？(；＿；)』って引いたような目で見られて本当に辛かったし自己嫌悪に陥った。全部自己責任なんですけどね〜青春真っ只中の中学生時代を現場中心で生きようとしたらこうなるんですよね、現実の仲間も友達も、いるんだけどアウェイみたいに感じちゃう。総じて全部自分が悪いんですけどね。

県内2番手高校くらいを目指してすごい頑張って勉強してたのに、私立女子校を受験して特待貰って合格したらなんか全部めんどくさくなっちゃって公立受験を取り消しました。JUMPのせいじゃなくて自分のせいなんですけど、私立受験の2週間くらい前にJUMPコン行って本当に楽しいってこういうことなんだなって思っちゃったんです。なんか無理に勉強して頭のいい高校行ったら、JUMPコンに行けなくなるんじゃないかと思った。JUMPコンが世界でいちばん楽しい世界だったので、部活にも勉強にも恋愛にも友情にも時間を費やしていたらJUMPに会える時間消えるんじゃないかと思って。女子校行ったら周りは自分みたいなオタクが少しはいると思ったし(実際山ほどいた)、部活は推薦で入った人たちが入るみたいな強豪校だったので、一般生徒はだいたい帰宅部って聞いていたし、公立受けなくていいやってなっちゃった。結果から言うと、後悔はしてないのに罪悪感だけあります。

特待の審査に毎年引っかかったら消えちゃう(私は今高2ですが消えちゃいそうです)から両親に迷惑かけるし、特進コースだから勉強本当にしんどいし、周りも本当に頭いい人ばかりで。ジャニオタ山ほどいるし価値観合う子ばかりで毎日楽しい。たまに公立の部活のマネージャーしてて男の子と仲いい人のストーリーみると嫉妬するくらいです。でも、結局進路も自分にとってこっちの方が合ってると思いながら内心はJUMPに会えるを中心に考えてたんですよね。くそコロナのせいで1年無駄にしたけど……

④オタクをやめようと思った高1

会えないのがただ辛くて、自分はJUMPに会うために頑張って生きてるのに会えないなら結局パンピと変わらなくね？って思ってジャニオタ辞めたかった。とりあえず『会う』が自分の中で1番大事なことになってしまっていました。ほんとにバカですよね。普通高校生くらいからライブに行くことを許可してもらう人もいるのに、幼いときにSNSでジャニオタの世界を覗いてしまったから『オタクならこうでなければならない』みたいな憧れ像を抱いたゆえにこんな思考になってしまったんです……哀れな俺を笑ってくれ、俺はただ、自担のことが大好きで会いたくて辛いだけ……な、はず…………。

ここまで書いて当時の私はブログとしてこの記事を出すことを諦めてました。今見つけたなう(2023/01/09 23:32:13)

受験が終わったら、受験期も含めてジャニヲタ備忘録を書くぞ〜！